土木(どぼく)ってなに?こどもと一緒に土木展で楽しく土木の世界を知っちゃおう
土木展が東京六本木の21_21DESIGN SIGHT (東京ミッドタウン・ガーデン内)で開催されています。※2016年6月24日から2016年9月25日に開催された土木展の記事です。
土木展?なにそれ?こどもと楽しめるの??そもそも土木ってどーゆーもの??
そう思っちゃうのも仕方ないかもしれません。
土木って聞きなれない言葉かもしれないし、普段の生活でそんなに関わりないんじゃない?と思っているのなら、それは大間違い!
ドボジョのスーが土木展の魅力と土木について熱弁させていただきます!
ちなみに、ドボジョとは土木女子のこと。理系女子のことをリケジョという、あの流れです。
大学は工学部で土木専攻のスーです。都市計画系の事務所で働いたし、子どもが2人いる現在は、土木の建設コンサルタントでダムや橋などの図面を描くお仕事(派遣ですが…)しています。実は、土木ママなスーなんです。
なので、土木展もこどもと楽しめるのか、考えず行きました。
むしろ、1人で行こうとしていました。
土木展行ってよかった!こどもと行ってよかった!こどもも楽しんでいました!ダンナも面白かったと言ってました。よかった(笑)
それでは、めくるめく土木の世界へご案内します。
こたびクエスト-こどもたちと大冒険-
こたびとは小さな仲間(こども)とおでかけを楽しむたびのことである
こたびクエストは小さな仲間とこたびをしながら成長する家族の物語である
- この記事のもくじ
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- そもそも土木ってなんなのさ?
- 東京の迷宮、渋谷駅と新宿駅を大解剖!
- こどもにも分りやすい土木のアニメーション
- こどもが喜ぶ、体験型の展示がおもしろい!
- 土木展で買えるミュージアムグッズもやっぱり土木だった!
- ところで土木展はどこで開催されているの?
- この公園も土木のおかげだったのね
1.そもそも土木ってなんなのさ?
山があり川があり海があり、人の住むところに土木あり
土木とはなんぞや?
その説明のために、スーザンが描いたこん身の1枚。わかりますか?何の絵か。そう、町の絵です。
山があり川があり海があり、人の住むところに土木あり!
どういうことかって?
山があり川がある。
川をせき止め、ダムを造り水を貯めたり、発電をしたりする。
大雨などで山が崩れないように地すべりの対策を行う。川の氾濫を調整するために、護岸の整備を行う。川を渡るために橋を作る。
山を掘りトンネルを通す。
海がある。海の波を抑えるために港を整備をする。海の上の橋や、海の底をはうケーブルやトンネルを作る。
平野がある。道路をつくり、橋を作り、上下水道を整備し、電気や通信の整備をする。まちなかの緑地や公園などを配置し、防災機能を高める。
人が住むところに、土木は密接に関わっているのです。
まちなかでよく見かける工事の現場。子どもが好きなら働く車に、クレーン車やショベルカー、ブルドーザーなど、これらは土木の現場でも活躍する車です。
ちなみに、土木展の開催されている美術館に着いた時に、高いところでの工事現場でよく見かけるクレーン車が目に入り、土木展すごい!展示に本物の工事車両を持ってきた!すごい!と、テンションが上がったドボジョ、スーザンです。
実際は、ただ偶然にも隣の敷地が工事中というだけでした(笑)
でも、ほら、身近な生活に土木が密接に関わっているってご理解いただけたかしら?
2.東京の迷宮、渋谷駅と新宿駅を大解剖!
東京に住んでいる、または行ったことある方ならわかると思います、渋谷駅と新宿駅の複雑さ、迷路具合。
そして、えっ?今日ってなにかイベントやお祭りがあるの?って思うくらいの人、人、人。
新宿駅や渋谷駅の構内案内の複雑さ。こたびクエスト(子連れのお出かけ)でベビーカーでの移動だと、どうしてもエレベーターが必要なんですが、何番ホームへエレベーターで行くには、、、えっと、どこをどうやって、たどり着くのかしら???????
そんな迷宮、新宿駅、渋谷駅のイラストや渋谷駅の模型なども展示しておりました。
やはり、複雑!
3.こどもにも分かりやすい土木のアニメーション
展示の中にはこどもが思わず立ち止まって、見入るアニメーションもありました。
その名も、キミとボク
土木が、こんな困ったことを解決してくれる!というアニメーション。
4さいの息子も思わず立ち止まって見ていました。というより、大人も見入る。わかりやすく、面白い展示でした。
4.こどもが喜ぶ!体験型の展示がおもしろい!
最近の美術館や博物館の展示って、こどもが興味を引いて楽しめる体験型の展示が増えています。
土木展でも、体験型の展示ありました。
マンホールの実物の展示です。下から、上に上がれる仕組みで展示していました。
ちゃんとヘルメットもあり、安全にマンホールを上がれます。もちろん大人も体験できますよ。
美術館の帰り、いつも何気なく通る道に当たり前にある、マンホールを見つけ、これがさっきハシゴを登ったマンホールだよ。と親子の会話。息子の目が輝いた瞬間でした。
ちなみに、このマンホール、ちゃんとネズミさん(ぬいぐるみ)が潜んでいました。写真だと分かりづらいかな?行く機会があれば、ネズミさん探してみてください。
体験型の展示は他にも色々ありました。
アーチ式の橋の仕組みを理解したり、
映像を使った展示もたくさんありました。
水の流れ(映像)をせき止めるダムの仕組みを理解するため、水の流れのある場所に人が立つと、”土”という字が現れ、水の流れをせき止める、というもの。
体験型の映像系展示は直感で理解できるので、楽しいです。
他にも、子供も大人も楽しめる映像系の展示もありました。
5.土木展で買えるミュージアムグッズもやっぱり土木だった!
当たり前っちゃー当たり前なんですけど。おもしろい土木っぽいグッズありました。
テトラポットのぬいぐるみがありました!買おうか、お母さん本気で悩みました!
ちなみにテトラポット海でよくみる、、、見たことありますよね?機能としては、海に複数個置くことで、波を抑える役割。これがあることで、ビーチの砂浜が波によって削られ消えていくのを防いだりします。
あとは、先ほどマンホールを登った際に着用した、オサレヘルメット。防災用に各家庭にあってもいいかも。
あとはダムの本や、橋の本、シャベルやスパナの形のスプーンやスコップ。本物のシャベルも売っていました。
子供向けには、トミカの工事車両や絵本なんかも。なかなか魅力的でした。
あと、ミュージアムに併設のレストランでは、ダムカレーなんかも食べらるようです。
ダムカレー?なんだそりゃ??
このダムカレーは展示でした。展示で、ダムカレーってなんだよ!
ダムに魅了された、カレー屋の店主がダムカレーなるものを始めたらしいです。
そして、そのダムカレーがな、なんと土木展に行けば食べられるのです!!!
興味ある方は、ぜひダムカレーを食べるついでに土木展へ。
6.ところで、土木展どこで開催されているの?アクセス&施設情報
行ってみたくなりましたか?
施設の詳しい情報はこちらです。
※2016年6月24日から2016年9月25日に開催された土木展の記事です。
■施設情報■
企画展 | 企画展 土木展開催期間 2016年6月24日 − 2016年9月25日 |
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住所 | 21_21DESIGN SIGHT東京ミッドタウン・ガーデン内東京都港区赤坂 9−7−6 |
電話番号 | 03-3475-2121 |
開館時間 | 10:00 − 19:00 (最終入場 18:30)休館日 火曜日 |
入場料 | 一般 1100円 大学生 800円 高校生 500円 中学生以下 無料団体割引 15名以上で各料金から200円割引 |
ちなみに、8月23日に夏休みのこどもむけのプログラムが開催されるようです。火曜日は休館ですが、夏休み特別企画だそうです。おやこで、どぼく!この機会に、土木の世界をおやこで体験してみては?
7.この公園も土木のおかげだったのね。土木展の帰りに遊ぶ公園で土木を感じる。
お母さん満足の土木展。そして、意外にもこどもも旦那も楽しめた土木展。
美術館自体が小ぶりなので、展示も小ぶりでしたが、でも土木に普段なじみのない人が多いせいか、土木展、人でごった返すような印象はなく、ゆっくり楽しめました。
楽しんだ後は、東京ミッドタウンの敷地に隣接する、檜町公園で遊んで帰りました。
東京の都会の公園は、おしゃれだね〜。ミッドタウンだから?
オブジェか?と思うような遊具でした。
普段、何気なく子供と行く公園も都市計画にもとづいて設計されています。
保育園への送り迎えの道路も、お風呂やトイレで使う上下水道、電気やインターネットなど普段の生活に必要不可欠な都市機能は、土木の技術に支えられています。
土木展。興味がわいたら、子供とお出かけしてみてください。
今回のこたびクエストは、土木展で楽しみながら学ぶたびでした。
東京在住のファミリーなら行く価値のある、こたびスポット、
こたび楽しんでください。
我々の小さな仲間達とのたびははじまったばかりなのです。
行きたい場所は沢山あります。たびはまだまだ続きます。
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