もしもお店がうごいたら。もしもお家が動くなら。イベント参加の感想

東京は日本橋でおもしろいイベントがやっていたので、家族で遊びに行きました。
その名も

もしもお店が動いたら。もしもお家が動くなら。

2017年4月23日に日本橋にあるべったらスタンドという場所で開催されました。
イベント情報⇨ もしもお店が動いたら。もしもお家が動くなら。

現役で移動する働き方をされているゲストスピーカの方達によるトークイベントもあり、さっそくチケットを買い当日をむかえました。

べったらスタンドがおもしろい

もしうご（←勝手に省略）イベントが開催されるBETTARA STAND（べったらスタンド）日本橋、とてもおもしろい場所です。何がおもしろいかって？まずコンセプトがおもしろい！

「BETTARA STAND 日本橋」は、元駐車場となっていた土地を移動可能な動産・タイ二ーハウスやDIYで作る屋台などを利用したイベントスペース・オープンカフェキッチン施設です。

“街と一緒に創る・コミュニティビルド” をテーマとして掲げており、施設そのもののDIYワークショップから商品・各種イベント開催まで、まちづくりに関連する実験的な取り組みを多数開催しています。
BETTARA STAND 日本橋 about　より引用

このべったらスタンドは、土地の活かし方として、ハコモノ（建物）よりもヒトを中心に考えた空間づくりを行なっています。

お店を考える時って、最初にしっかりした丈夫でキレイな建物があれば、人が集まるはずだ！と考えがち。

でも、実際はその店の外観や設備がどんなに良くても場所やお店で売る内容がイマイチだとお客さんって来ないんですよね。とくに大事なのは、誰がどんなものを売っているのか

べったらスタンド日本橋は、場所も駅から遠いし立地としては良い場所とはいえません。

建物も、コンセプトにも書かれているように、タイニーハウス（狭い家）や手作りのテーブルやイスなどが並べられた、豪華とは言えない空間です。

ただ、人の手によって作られたこの空間は、人の集まることのできる空間としては、十分な機能を持っています。

だれがどんなイベントを開催するのか、この空間に行けばなにか面白いことをやっている、そんな、人の集まる場所として、BETTARA STAND（べったらスタンド）日本橋は存在しています。

トークイベントお家が動いたら

べったらスタンドの横に停めた一台のキャンピングカー
このキャンピングカーが今回のイベント参加を決めた理由の１つ。

このキャンピングカーはブルースタジオさんという建築事務所がリノベーションしたキャンピングカーb-caravanです。

コンセプトはうごくこども部屋
キャンピングカーをうごく部屋としてリノベーションしています。

本来キャンピングカーは、公道でも走れる様に安全性を保ちながら、居住スペースをもつ車です。 b-caravanは、キャンピングカーの機能をシンプルに作りかえ、うごく部屋として提案しています。

子供部屋の他にも和室、寝室、アトリエ。あなただけの動くへやができるはずです。

b-caravanを提案するブルースタジオさんのホームページには、b–caravanのページはまだないようですが、興味のある方は問い合わせしてもいいかもしれません。　⇨　http://www.bluestudio.jp/

キャンピングカーで東京から沖縄を目指したい我が家。沖縄に着いたら、キャンピングカーを利用して、、お店がしたいんだよな〜〜。

トークイベントお店が動くなら

移動しながら働く人がべったらスタンド日本橋に大集合！

自転車でコーヒー販売をするチャリンコーヒーさん、焼き菓子を販売するきょうのおやつさん、インドにいったことがない妄想インドカレーネグラさん、アンティークな雰囲気のもりのあかりやさん、代々占い師の家系の4代目伊勢天の魔法屋さん、似顔絵自動販売機 THE MACHINEさん。

個性豊かな、動く働き方をされている皆さん。

今回のイベントでは、4名のお話を聞くことができました。

実店舗と移動販売をされている、きょうのおやつさん、妄想インドカレーのネグラさん。

移動する働き方だけをされている、チャリンコーヒーさん、似顔絵自動販売機THE MACHINEさん

移動販売を選ぶ彼らの共通点は、面白そうな場所に行けば面白い人に出会える、そして動くことで人と人の輪が広がる、コミュニケーションを楽しむ。

人とのつながりを楽しめる彼らだからこそ、新たな場所での出店の話が人づてに来るそうです。

彼らの働き方を見ていると、何を売るかよりも、だれがどんなものを売るか、が大事なんだと感じました。

カレー、焼き菓子、コーヒー、似顔絵。

どれもありきたりで、どこでも見かけるもの。

移動販売という、デメリットの多そうな働き方を選ぶ彼らは、誰よりも人が好きで、動くことで広がる世界を楽しみ、人生を楽しめる人たちなんだと感じました。

もしもお店が動いたら。

それは、動きながらモノを売るその人の魅力が大きいのかもしれません。

もしもお店がうごいたら、もしもお家が動くなら

あなたならどんな生活を楽しみますか？
どんなモノを売りたいですか？

キャンピングカーへの憧れ、そして、たびと商売。

いろいろ考えさせられたイベントです。

沖縄移住は２０１７年９月と移動時期だけは決めた我が家。決まってないことは山ほどある（笑）

キャンピングカーに対する妄想だけは広がりました

果たして、無事に沖縄へ帰れるのでしょうか？