子供と食育するなら6次産業を狙え!?育てて、食べて、買って楽しむこたびクエスト
こんにちわ、こどもとおでかけを楽しむ こたびクエストのスーです。
沖縄の大学で、土木工学を学んでいたスーは、卒業して数年間は沖縄で都市計画に関する仕事をしていました。
その時、観光がメイン産業の沖縄で、グリーンツーリズムやアグリツーリズムは可能なのか?という調査をしたことがあります。
グリーンツーリズムやアグリツーリズムは、都市部に住む人をターゲットに、農村での休暇や農産物の収穫体験など目的とした観光のことを言います。
この時に観光農園という施設があることを知りました。また6次産業という経営手法で、農家や牧場主が産業の垣根を超えて観光に力を入れている取り組みを知りました。
沖縄には、観光農園と呼ばれる施設はほとんどなく、事例として海外や日本国内の観光農園について調べた時に、こんな楽しそうな施設いつか行ってみたいな!と恋い焦がれていました。
そして、30代になり東京で2児の母となったスーが、6次産業である観光農園や牧場レストランへこたびクエストする時がきました!
それでは、6次産業の素晴らしさと、観光農園、牧場レストランの魅力について簡単に解説します。
こたびクエスト-こどもたちと大冒険-
こたびとは小さな仲間(こども)とおでかけを楽しむたびのことである
こたびクエストは小さな仲間とこたびをしながら成長する家族の物語である
- この記事のもくじ
-
- そもそも6次産業とは?
- 観光農園でイチゴ狩りを楽しもう
- 牧場レストランで子供たちと【食べる】意味を知る
- 宿泊型のアグリツーリズムが気になる!
1.そもそも6次産業とは?
社会の授業などで1次産業、2次産業、3次産業という産業について習ったことはありませんか?
1次産業 農業、漁業、林業、畜産業などの自然界のものを採取、栽培、生産したりして富を得る産業2次産業 製造業、建設業のように、第一産業で得た原材料をもとに富を造り出す産業
3次産業 小売業、サービス業のように、商品やサービスを分配し富を創る産業
人が生活していく上で、仕事をして収入を得るのですが、1次産業、2次産業、3次産業のいずれかに該当する仕事をしているはずです。
日本国内においては、1次産業である農業、林業、漁業は就労人口の減少や高齢化が問題になっています。
1次産業を救う経営手法として、6次産業というものがあります。6番目の産業という意味ではありません。
ウィキペディア先生の言葉を借りるなら
6次産業(ろくじさんぎょう)とは、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す。
wikipedia 『6次産業』より引用
と、いうことです。
1次産業 × 2次産業 × 3次産業 = 6次産業
生産者が加工もし、販売も行う。
この6次産業のわかりやすい事例が、観光農園や牧場レストランです。
実際におそびに行ってきた観光農園や牧場レストランを簡単に紹介します。
2.観光農園でイチゴ狩りを楽しもう
こども達と観光農園へイチゴ狩りを楽しんだ時の写真です。
観光農園とはどういうものかWikipedia先生に聞いてみました。
観光農園(かんこうのうえん)とは、農産物の収穫体験が出来る個人農家の経営する農園、または農業法人。
観光する側からは手軽に農産物の収穫体験ができ、いっぽう生産者側においては本来の営為とは異なる収益を見込むことができ、観光地などでは観光農園として専業化する農家もしくはこれをサポートする農業法人も多い。
wikipedia 『観光農園』より引用
東京に住んでいるとなかなか、観光農園をお目にかかることができません。この時は、埼玉県にある小松沢レジャー農園さんへ遊びに行きました。
12月からイチゴ狩りができるので、あったかいハウスの中で程よく冷んやりしたイチゴちゃんをたくさん食べることができました。
こちらの農園では、収穫体験(イチゴ、ブドウ、しいたけ、サツマイモ)、体験(マス釣り、そば打ち、うどん打ち、ピザ焼き、カブトムシ採取、沢ガニ採り)、食事(石焼バーベキュー、きのこ鍋、流しそうめん、手打ちそば、うどん)そして自然を楽しむハイキングや川遊びができます。
我が家もイチゴ狩りとそば打ちを楽しみました。
そば粉からそばを作る体験は、親子共に貴重なものでした!
自分で打ったそばの美味しいこと!
農家さんが栽培した果物や野菜を、お客さんが収穫体験し、その場で食べ、他にも農業体験ができたり、農作物の加工の体験をする。
もちろん、とれたての野菜を使った食事ができたり、購入もできる。
観光農園は、6次産業の代表と言える事例です。
子供達とのお出かけにはとても良い経験のできる場所です。
3.牧場レストランで子供たちと【食べる】意味を知る
こども達とサイボクハムという牧場レストランへ行った時の写真です。
サイボクハムは埼玉に本社を構える埼玉種畜牧場という牧場の運営する、牧場レストランであり、ハム・ソーセージの加工メーカーです。
サイボクハムの施設内に大きな牧場があるわけではなく、豚肉やハムソーセージなどの加工品を販売するお店と、自社ブランドの素材を食べることのできるレストラン、そして、温泉施設と遊び場がある複合施設です。
施設内のミニアスレチックでは子供達が大勢遊べる遊具があります。そして、近くでは子ブタちゃん達が柵の中でノンんびりしています。
もしかしたらお父さんお母さんの中には、子ブタを見せた後に、豚肉を買ったり、豚肉のバーベキューを食べるなんて、小さい子が知るのは残酷じゃない?と思うかもしれません。
我が家は、その逆で、小さいうちに、食べる意味を知ることって大切だなと思っています。
ミニアスレチックで豚さんを見た後に、レストランでバーベキューを食べました。
『いっぱい食べて6歳になるぞーー!』は実際にハルルが最近よく言うコドバです。5才の誕生日の翌日からもう6才に向けて、食べて大きくなろうと意気込む我が子(笑)
話はそれましたが、食べる事の意味を少しずつ、なんとなくでも知ってもらうって大切かなって思います。
サイボクハムで豚さんのぬいぐるみを買って帰ると、家で子供達がこんな遊びをしていました。
遊びの中でも、こうやって食べることを理解し、食べることの意味を知る機会を少しずつ親子で増やしたいなと思います。
4.次は宿泊型のアグリツーリズムが気になる!
我が家が遊びに行った観光農園や牧場レストランは、お客さんとして見る、買う、収穫するという体験ができる施設でした。
次は、宿泊型のアグリツーリズムができないか調べてみようと思います。
アグリツーリズムとは、アグリ(農業(agriculture)の略)+ツーリズム(観光)のことで、広い意味で観光農園もアグリツーリズムではあります。
私が体験して見たい宿泊型のアグリツーリズムは、農村へお邪魔してその土地の家庭料理を味わい、農家さんのお手伝いができるような農家民泊です。
北海道ならありそうかな?と軽く調べてみると、ありました!!
いつか機会を見計らって、こたびクエストしようと思います!次なる目的地の候補は北海道!
家族で楽しめるのが観光農園、牧場レストランです。たまにはレジャー施設で遊ぶだけではなく、作る、食べるを楽しみながら産業(仕事)について考えるお出かけもオススメです。
こたび楽しんでください。
我々の小さな仲間達とのたびははじまったばかりなのです。
行きたい場所は沢山あります。たびはまだまだ続きます。
最新情報をお届けします
感想や質問などはこちらへ♫